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Harper's Bazaar

アンジェリーナ・ジョリー、医療における人種偏見が娘を危険にさらしたと告白

※本記事は2023年5月24日にHarper's BAZAARで掲載されました。

アンジェリーナ・ジョリーが、医療における人種偏見を非難した。

彼女は最近、看護専門誌『American Journal of Nursing』にエッセイを執筆。濃い色の肌を持つ患者の打撲傷を検出する新技術に注目し、虐待被害者に対する援助に役立つ可能性があると述べた。また6人の子どもの母で、多様な人種の子どもを持つ彼女が、医療現場で人種偏見や格差を目撃した経験にも言及。

「多様な人種の子どもの母である私は、誤診により子どもが危険にさらされたことがあった」と書いた。

アンジーの上の3人の子どもは養子で、マドックスはカンボジア人、パックスはベトナム人、ザハラはエチオピア人だ。他に前夫ブラッド・ピットとの間の子どもであるシャイロと、双子ノックスとヴィヴィアンがいる。

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アンジェリーナ・ジョリーと子どもたち。 Axelle/Bauer-Griffin / Getty Images

彼女はエッセイで、さまざまな肌の色の患者に対応する技術と手法が必要だと説明。「最良のテクノロジーを使って打撲傷を検出しないかぎり、虐待被害者はけがを適切に識別し立証する上で著しく不利な状況に置かれ、さらなる虐待を受けるリスクが高まると同時に、公正な判断や医療を受けるチャンスも少ない」と書いた。

また、医療における人種偏見によって自分の子どもが危険にさらされた私的なエピソードをシェアした。

「エチオピア出身の娘ザハラが治療を受けるために入院した際、看護師は私に『切開した箇所の周辺が“ピンク色”になったら呼ぶように』と言った。私は、彼女は自分の言ったことのどこが悪いのか理解していないのだろうと、ぼうぜんと彼女を見つめた。彼女が退室した後、私は娘と、看護師に悪気はなかったとしても彼女が言ったことではなく、私たち自身の知識に基づいて感染のサインを見つけるようにしないといけないと話した。質の高い医療を受けられる私の家族でも、医学では今も白人優先であることが原因で、単純な診断が見逃されてしまうことがあるのだ」と続けていた。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com

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