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ELLE

ケイティ・ペリー、ビヨンセほか。産後太りについて語ったセレブ12人

※本記事は2022年4月13日にELLEで掲載されました。

出産後の女性のうち少なからずの人が経験する「産後太り」。ゆるんだままのウエストや、肉のついた腰回り、一向に減らない体重計の目盛りに、「こんなはずじゃなかった!」と戸惑ってしまう人も多いかもしれない。しかし、体に大きな負担のかかる出産で、女性の体形や体重が変化するのは当然のこと。産後のダイエットやトレーニング開始については、その時期や方法を(あるいはその必要性を)慎重に見極める必要がある。ここでは産後ボディのリアルについてのセレブママンたちの率直な意見をシェア。それぞれが見つけた、産後の自分の体との付き合い方をぜひ参考にしてみて。

 

celebrity sightings in los angeles, california february 24, 2022
Hollywood To You/Star Max / Getty Images

ケイティ・ペリー

2020年にパートナーのオーランド・ブルームとの間に第1子デイジーを出産したケイティ・ペリーは、昨年の『バラエティ』誌で、今も10ポンド(約4.5キログラム)は減らないまま、ということを明らかにしている。「急いでないの。もう1年経つわ。今は彼女の幸せや自分の幸せ、メンタルヘルスの方が興味があるの。ホルモンというのは......とっても興味深いわね」

 

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Handout / Getty Images

ビヨンセ

2012年に娘ブルー・アイビーを出産し、2017年に緊急帝王切開で双子のルミ&サーを出産したビヨンセは、2018年の米『Vogue』誌インタビューで、第1子出産のときに自分が感じていた体形へのプレッシャーや、3人の母親となった現在の心持ちについて次のように赤裸々に告白している。

「1人目が生まれた後は、私の体がどうあるべきか世の中に言われてると信じ込んでた。だから、私は3カ月で妊娠で増えた体重を全部落とす、というプレッシャーを自分にかけてたし、それができるように小規模なツアーも組んだ。今思うとクレイジーよね」

「(双子の出産の後は)回復中は、自己愛やセルフケアに徹して、曲線的になった自分の体を受け入れたわ。私は自分の体の欲することを受け入れたの。(中略)今日、私の腕や肩、胸、太ももはふっくらしてるわ。母親特有のポッコリお腹になったけど、それを急いでなくそうとは思ってないの。私はそれを現実として捉えている。シックスパックになる準備ができたら、ビーストモードになって、そうなるまでやり遂げると思う。でも今は、自分のポッコリお腹は、そうあるべき運命なんだ、って感じるの」

 

2022 vanity fair oscar party hosted by radhika jones arrivals
Axelle/Bauer-Griffin / Getty Images

セリーナ・ウィリアムズ

2017年に夫アレクシス・オハニアンとの間に娘オリンピアを授かったプロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ。

「(病院から)出てきたら、私のお腹はぽっこりしてた。でも思ったの。『これってある意味かっこいい、そこに赤ちゃんがいたから、私のお腹は出てるんだもの』ってね」

授乳をするとみるみる痩せていく、と聞いていたセリーナはヴィーガン食を徹底して、砂糖の摂取を一切やめてオリンピアに授乳していたけど、その間いくらトレーニングしても体重は一向に減らず。しかし、授乳をやめた途端減り始めたとか。その経験についてセリーナは「体は人それぞれだと学んだわ」と振り返っている。

 

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Emma McIntyre / Getty Images

キム・カーダシアン

4人の子どものうち、第1子ノースと第2子セイントを自分で出産しているキムは、その2度の妊娠中、60ポンド(約27キログラム)以上の大幅な体重増加に悩まされた。キムはブログの文章で、産後の母親たちが直面するSNSの非現実的な要求に対して意見を述べている。

「ほかのセレブとかインスタグラムの女の子たちをみると、出産直後なのに本当に細い人たちがいる。あれってマジどうなってるわけ?!?!」「みんなが私にも同じことを期待しないことを願ってるわ(笑)」

産後はトレーニングだけではなく食生活も見直して、現在(写真)では70ポンド(約31.7キログラム)の減量を達成したというキム。信奉している「アトキンスダイエット」では魚やターキーをたくさん食べるし、時々は「M&M's」のチョコレートもOKだったので、耐えられない!ということは無かったそう。

 

2022 vanity fair oscar party hosted by radhika jones arrivals
Daniele Venturelli / Getty Images

ケイト・ハドソン

2004年に当時の夫クリス・ロビンソンとの間に長男ライダー、2011年にマシュー・ベラミーとの間に次男ビンガム、そして2018年に現在のパートナー、ダニー・フジカワとの間に娘ロニー・ローズを出産しているケイト・ハドソンは、2018年、3人の子どもの母親として、産後にまず取り組むべきことについて、以下のようにインスタグラムで綴っている。

「赤ちゃん(ロニー)との日常に慣れてきて、日中に自分の時間が少しだけ取れるようになってきたわ。私は健康にまず取り組むわ。なぜって? だって自分の3人の子どもたちの側にできるだけ長くいたいから」

 

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Amy Sussman / Getty Images

クリッシー・テイゲン

夫ジョン・レジェンドとの間に2016年に娘ルナ、2018年に息子マイルスを授かっているクリッシーは、2019年、マイルスを出産する前から増えた20ポンド(約9キログラム)の体重が、産後10カ月経っても減らないままになっていることを明らかにした。

「マイルスが生まれる前よりも20ポンド重いの。生後10カ月経ったけど、私は食べることが大好きだから、最後の少しが減らないまま。この数字がずっと続いてるから、自分のニューノーマルと折り合いをつけてるところ」

 

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Bravo / Getty Images

ジェナ・フィッシャー

「ジ・オフィス」で知られる女優のジェナ・フィッシャーには2011年に生まれた息子と、その3年後に誕生した娘がいる。ジェナは息子が生後10カ月のときに『ピープル』誌の取材に応じ、より小さなパンツサイズになることよりも幸せな家庭生活のほうが自分は満たされる、と語っている。

「赤ちゃんといるだけで、私は幸せなママになれるわ。赤ちゃんが生まれたあとなのに、まるで赤ちゃんなんて産んだことがないように見えないといけないなんて変だと思う。私は自分が赤ちゃんを産んだことを誇りに思う! それを祝うことに損はないわ」

 

abc's
Randy Holmes / Getty Images

クリスティン・ベル

夫のダックス・シェパードとの間にリンカーンとデルタという2人の娘を授かっているクリスティンは、女性の産後ボディに対するハリウッドの非現実的なスタンダードにNO!を突き付けている。2013年、リンカーンを出産した11週後に『redbook』誌の表紙を飾ったクリスティンは、妊娠で増えた体重を完全には落とし切っていない、と告白したことが話題に。「産後どれくらい体重を落としたかを競うラットレースから降りることができて光栄よ」とツイッターでつぶやいている。

 

premiere of illumination's
Axelle/Bauer-Griffin / Getty Images

リース・ウィザースプーン

今年23歳になる娘のエイヴァをはじめ、3人のママとは思えないほど、フレッシュな美貌とスタイルをキープしているリースだけど、その秘訣は彼女のおおらかな考え方にあるのかも。リースは第3子テネシーを出産した3カ月後の2012年12月にニュース番組「エクストラ」の取材に、産後太りの解消はゆっくり行うべきだと答えている。「自分に対して優しく、辛抱強くないといけないわ、そうすれば少しずつ自分の健康が取り戻せるの」

 

hulu celebrates
Emma McIntyre / Getty Images

ヒラリー・ダフ

昨年3月に出産した第3子エマを含め、3人の子どもの母親であるヒラリー・ダフは長男ルカの産後、『USウィークリー』誌のインタビューで、産後ダイエットについて以下のように語っている。「それには時間がかかるわ。体は9カ月間をかけて変化したのだし、必要があってその体重は増えたの。『私の体はどうしちゃったの?』って落ち込むときは、自分の美しいベビーを見るようにしてる。そうすれば、自分の今の体に本当に感謝することができるの」

 

nbc's
Rodin Eckenroth / Getty Images

ケリー・クラークソン

元夫ブランドン・ブラックストックとの間に2人の子どもがいるケリー・クラークソンは、第1子が生後8カ月のときに『redbook』誌のインタビューで、産後太りを含め、たびたびSNSで自分の体形や体重のことがあげつらわれることに次のようにコメントしている。

「私は自分の体重をあまり気にしてないの。他の人は、そのことが頭から離れないからそのことで問題になるんだと思う。世の中には生まれつき痩せてたり、生まれつき新陳代謝が良い人がいるけど、自分はそうじゃないってだけ」

 

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Gilbert Carrasquillo / Getty Images

ドリュー・バリモア

ドリュー・バリモアは第2子を出産後の2015年に『グラムール』誌のインタビューに応じ、産後の女性の体の変化について率直に語っている。

「2人の赤ちゃんを産んで、体は大変なことをやったの! いつもポジティブで自分自身を愛することは簡単じゃないわ。自分が大きな袋がついたカンガルーみたいな気持ちになる。どこもかしこも垂れ下がって変な感じでね。でも、子どもを産むことができたというのはどんなに素晴らしいことか考えるの。私は自分がそれを忘れてしまったときは、運動して、ドクター・スースの絵本『きみの行く道』を読み返して、子どもと一緒の時間を過ごす。そうすると、自分自身より大きな物事が見えるようになるの」

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