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更年期の不調。ホルモン剤以外の方法は?【WeSAY監修 産婦人科教授・大須賀 穣先生にAsk!】

Question

更年期の不調を“なんとなく”感じています。ホルモン剤による治療以外に、おすすめの方法はありますか?

Answer
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大須賀穣

東京大学大学院 医学系研究科 産婦人科学講座 教授

更年期障害は、現代人の病気だとも言えます。そもそも人間は、長生きできない時代がずっと続いてきたのに、閉経後の人生が、それ以前と同じくらいある現代だからこそ、ホルモンの減少が体に大きく影響しています。特に更年期に不調を感じる50歳くらいは、子育てと親の介護、それから働いている人は仕事の重責などが重なる時期で、大きなストレスとホルモンの変化が相まって、より不調が出やすいのではないでしょうか。

 

ですから逆に、ストレスコントロールができたら症状を軽くすることができるとも言えます。更年期の治療は、西洋ではホルモン剤による対処療法がメインですが、日本では漢方薬などで全身を整えるアプローチをしています。それは、寝る前にお風呂に浸かることと同様に、精神的にもリラックス状態へと導く効果があります。

 

“なんとなく”程度の不調であれば、ホルモン剤を使用せず、生活習慣の改善や漢方薬のみで症状が軽くなる場合もあります。

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大須賀穣
東京大学大学院 医学系研究科 産婦人科学講座 教授

1985年東京大学医学部卒、医学博士。産婦人科医としての長年の経験をもとに女性のための包括的な健康支援の重要性を広く社会に訴えている。研究活動、教育活動にも力を入れており、多数の研究成果と優秀な産婦人科医の育成を通して日本の産婦人科医療の向上に努めている。多くの学会の役員、中央官庁委員としても女性の健康問題に取り組んでいる。2013年より現職。

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