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妊娠・出産と月経や更年期の関係とは?【WeSAY監修 産婦人科教授・大須賀 穣先生にAsk!】

Question

妊娠・出産を経験した女性とそうでない女性では、月経や更年期の症状において違いはありますか?

Answer
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大須賀穣

東京大学大学院 医学系研究科 産婦人科学講座 教授

確かに言えるのは、妊娠・出産をすると生理痛が減るということです。さらに、一回より二回経験した人がより減る傾向にあります。閉経の時期や更年期の症状などについては、特に違いはないようです。

 

妊娠・出産にはリスクがつきまといますから、20代前半から30代半ばまでに出産するのが、早く出産することが体にとってはベターだと考えられています。それに伴い、早く出産するほうが月経において異常や障害が減ります。

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大須賀穣
東京大学大学院 医学系研究科 産婦人科学講座 教授

1985年東京大学医学部卒、医学博士。産婦人科医としての長年の経験をもとに女性のための包括的な健康支援の重要性を広く社会に訴えている。研究活動、教育活動にも力を入れており、多数の研究成果と優秀な産婦人科医の育成を通して日本の産婦人科医療の向上に努めている。多くの学会の役員、中央官庁委員としても女性の健康問題に取り組んでいる。2013年より現職。

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