将来、妊娠を望んでいますが、いざ妊娠したいとなった場合、不妊症になっていないか不安です。不妊症にならないための生活習慣など秘訣はありますか?
将来、妊娠を望んでいますが、いざ妊娠したいとなった場合、不妊症になっていないか不安です。不妊症にならないための生活習慣など秘訣はありますか?
最も大切なことは「卵巣機能を低下させないように心がける」ことです。不妊の可能性を下げるためには、血液の流れを停滞させることなく、きちんと働くようにするには「バランスのよい食事」「痩せすぎたり、太りすぎたりしない」「ストレスを避ける」ことがポイントです。感染症の影響による不妊が多かった昔に比べるとその割合は減りましたが、予防の観点からきちんと避妊をすることも大切。
また、妊娠が遅ければ遅くなるほど卵の老化を招くので、可能であれば、早めの妊娠が望ましいです。子宮筋腫や子宮内膜症にかかる確率も高まることも頭に入れておいた方がいいかもしれません。
最近は男性不妊も話題に上がりますが、男性の場合は「精巣を温めすぎない」「酸化ストレスを減らすために、抗酸化に着目した食事を摂ること」などを心がけるといいでしょう。
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1985年東京大学医学部卒、医学博士。産婦人科医としての長年の経験をもとに女性のための包括的な健康支援の重要性を広く社会に訴えている。研究活動、教育活動にも力を入れており、多数の研究成果と優秀な産婦人科医の育成を通して日本の産婦人科医療の向上に努めている。多くの学会の役員、中央官庁委員としても女性の健康問題に取り組んでいる。2013年より現職。
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