※本記事は2023年7月1日にWomen's Healthで掲載されました。
イギリス版ウィメンズヘルスの編集部は自他ともに認めるセックストイの大ファンで、これまでの商品レビューも極めて真剣にしてきた。世の中のセックストイを試せるだけ試してきた彼女たちは、ちょっとやそっとじゃ驚かない。だから「マスタベーションのために作られた世界初のシャワーヘッド発売」というメールを読んだときは久々に胸が躍ったと話す。今回は最新型のセルフプレジャーアイテムをイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。
Womanizer『Wave』のメリットとデメリットは?
総合評価:4/5
メリット:
・インストール/設置が簡単
・複数の設定がある
・普通のシャワーヘッドに見える
・水圧が調節できる
・クロム、ホワイト、ブラックの3色展開で、ほとんどのシャワー本体にマッチする
・国際汎用基準
・EcoSmart技術によって、水の使用量が普通のシャワーヘッドより60%も少ない
・人間工学形状で使いやすい
デメリット:
・クリトリスへの強い刺激に慣れている人には、少し弱く感じるかも
・オーガズムに達するまでに少し時間がかかるかも
この画期的なシャワーヘッドを作るにあたり、女性向けセックストイメーカーのWomanizerが市場調査をしたところ、イギリスに住む女性の61%はシャワーかバスタブの中でマスタベーションをしたことがあり、女性の約5人に2人(39%)は最低でも月1回のペースでシャワーマスタベーションを楽しんでいることが分かった。
防水仕様のセックストイは市場に溢れているけれど、Womanizerはシャワーヘッドそのものをセックストイにすることで、女性のマスタベーションを一段と身近なものにしてくれた。これからは手ぶらでシャワールームに行ける。
パートナーや子ども、親やルームメイトと住居を共にしていると、1人の時間を見つけるのが難しい。
でも、シャワーの中なら突然入って来られたり、声を聞かれたり、邪魔が入ったりする心配なしで思う存分セルフプレジャーを楽しめる。
このシャワーヘッドがセックストイになる仕組み
Womanizer『Wave』は取り替え可能なシャワーヘッドとして設計されているため、セックストイの性能を持つ一方で、平時は高品質のシャワーヘッドとして機能する。ありきたりなデザインなので、Womanizer『Wave』の見た目を正確に知る人が現れない限りは、普通のシャワーヘッドで通るはず。
普通のシャワーとして使うときは「PowderRain」モードに設定し、マスタベーションをするときはお好みで「PleasureWhirl」か「PleasureJet」モードに切り替える。
直感的な操作で使えるようにデザインされた『Wave』のシャワーヘッドには、水の強さを調節できるスライダーが付いている。使いながら水圧が変えられるので、セルフプレジャーのバリエーションが増えるかも。
Womanizer『Wave』のインストールは簡単?
DIYが苦手なスタッフはインストールの途中で挫けるかもしれないと思ったけれど、そんなことは全然なかった。
もとのシャワーヘッドをひねって外し、Womanizer『Wave』を回して付けるだけで準備完了。全部で2分もかからなかった。
Womanizer『Wave』の総合評価
実際に使った上での総合評価は5点満点中4点。
すでに日常にあるものを覆面セックストイにするというアイディア自体が素晴らしいし、Womanizer『Wave』を使えば、シャワーセックスやシャワーマスタベーションがいままで以上に楽しくなること間違いなし。
でも、クリトリスを刺激する従来のトイに慣れている人は水圧が弱く感じて、いつもほど早くオーガズムに達せないかもしれない。
とはいえ、のんびりシャワーを浴びながら自分を悦ばせることに時間を使うというのは、ものすごく贅沢なこと。しかも、髪にディープコンディショナーを塗布しておけば一石二鳥。
忙しくしているとセルフケアがつい後回しになってしまう。そんなときこそシャワールームにセックストイを常備して、毎日のセルフケアをラクにしよう。
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Women's Health Translation: Ai Igamoto